こんにちは、ぱぱぱぱぱぱ@龍です。
ウチのボクちゃんはまるで漫画に出てくる赤ちゃんにようにコミカルで、怒ると瞬時に顔が真っ赤になって湯気でも出るかのようになります。
一度、デパートの満員エレベータの中で泣き出してしまい、その顔がみるみる真っ赤に変わったので、乗っているお客さんたちの大爆笑を誘ってしまったことがあるほどです。
そんなボクちゃんですが、よく額に手を当てて「熱!これは熱だ!」と夫婦で大騒ぎすることがありました。
実際は発熱でも何でもないのですが、赤ちゃんの体温の測り方が大人とはまったく違うことで、はじめての子供を持つ方はびっくりするのではないでしょうか?
そこで、赤ちゃんの発熱と正常、異常事態を判別するための知識と対処法をご紹介します。
はじめに、ワタクシの子供、ボクちゃんは怒ると顔を真っ赤にするお話しをしましたが、この話から。
そもそも赤ちゃんの顔が真っ赤になるのはなぜか?という話です。
赤ちゃん、特に新生児の皮膚の厚さは1.2mm程度しかありません。これは大人の約半分の厚さです。
つまり、薄皮一枚で皮下脂肪を触っているようなものなのです。血管とまさに「肉薄」しているわけで、怒ると血流が増加し、それをダイレクトに感じてしまうから熱く感じる訳なんですね。
大人であれば発熱しているかどうか額を触ることで確認することができますが、赤ちゃんはそうはいきません。
特に興奮している時に額を触ると増えた血流を間近で触っていることになるため、感覚的に熱いと感じてしまいます。それでママやパパがびっくりしてしまうのです。
でも実際の体温は体温計で測らなければ分かりません。
赤ちゃんの口はまだ未完成で傷つきやすいので、脇に体温計を挟んで検温しましょう。
体温は大人よりも若干高めでOKです。36.5~37.5度の範囲内であれば正常の範囲内と言われています。
赤ちゃんは少し服が厚着だったりすると、こもった熱で体全体が熱くなり、いかにも発熱したようで親をびっくりさせてしまいます。まずは落ち着いて体温を測りましょう。
とはいえ、手で触っても熱い、体温計で測っても明らかに発熱している場合、早めに小児科に受診しましょう。
特に生後3ヶ月未満は、命にかかわることもありますから出来るだけ早い方がよく、もちろん、夜間病院があれば連れて行った方が良いですが、夜間の病院がなければ後述の救急安心センターへ相談したいものです。(かかりつけ医談)
ちなみに私が住んでいる練馬区では練馬区夜間救急こどもクリニックが練馬区役所内に開設されており、平日は夜10時半まで、土日も夜9時半まで受診することができます。
特に都市部ではこのような制度がある区も多いので、事前に確認をしておくと良いでしょう。
先ほど、生後3ヶ月未満の場合は出来るだけ早く病院へ連れて行った方がよいという話をしましたが、特に深夜早朝は相談できる相手もおらず救急車を呼ぶべきか判断に迷うことも多いでしょう。
そんな時に利用したいのが、消防庁が運営している救急安心センター(#7119)です。
携帯電話から「#7119」をダイヤルすると、24時間、医師や看護師などの医療の知識をもった人と話せます。
ワタクシは以前、奥さんが体調不良を訴えた時に利用をしたことがあるのですが、応急処置の仕方や対処法を教えてもらえるほか、近隣の救急外来の電話番号を教えてもらえます。
もちろん、本当に緊急であると判断された場合は、その場で救急車を派遣してもらうことができますが、そこまで緊急性は感じられないと判断される場合でも、「心配でしたら救急病院にタクシーで行ってもいいんですよ!」と言ってもらえて、本当に安心したことがあります。
そこは深夜や早朝でも迷わず「#7119」へ電話してみましょう。
※地域によっては#7119は実施していない様子です。こちらのサイトを確認してください。