怒!派遣社員の育休明けの保育園入園は厳しい(0歳〜2歳)

こんにちは、ぱぱぱぱぱぱ@龍です。

ワタクシは東京都練馬区に在住しているので、いわゆる待機児童の問題がまさに自分事です。

ワタクシの奥さんは派遣社員で、最近は働き方改革のおかげで、産休、育児休暇と国の制度も使いやすくなったので喜んでいたのですが、さて育児休暇明けの保育園探しでまさかの落とし穴が待っていました。

今日は、派遣社員の育児休暇明けの保育園入園は気をつけたい!というお話しをしたいと思います。※ ただし、練馬区以外の制度は分からないので、練馬区以外の東京23区にお住まいの方は早めに確認した方がよいと思います。

公立保育園入園は派遣社員に厳しい

まず、ワタクシたち夫婦は、ボクちゃんがちょうど1歳になった月からの保育園入園を目指して、色々調べはじめたのですが、練馬区役所に出向いて驚愕の事実を知りました。

驚愕の事実とは、公立保育園の入園した翌月から職場復帰しなければ保育園の入園が取り消される事実です。

そもそも、私たちは待機児童の問題で困ることは予想していたのですが、鬼門はそこだけだと思っていました。

しかし、鬼門はそこではなく、区の制度そのものが厳しいものでした。

そもそも区の制度として翌月までに職場復帰しなければ、例え保育園の入園が決まったとしても取り消されてしまうのです。

普通に正社員で働いている方は、「それはたくさんの待機児童がいるのだから当たり前でしょう」と思うかもしれません。しかし、派遣社員の場合は、この保育園入園ルールだと、ほぼ公立保育園は無理なんです。

なぜならば、派遣社員の育休明けは、同じ派遣先に戻れる訳ではなく、まるで就職活動のようにイチから職場を探すことになります。つまり、すぐに見つかるかの保証はないわけです。

例えば8月の選考で保育園の入園に合格した場合、9月から登園となりますが、9月末までに派遣先を見つけて働き始めないと入園が取り消されるんですね。10月1日付けで就業開始となっても無理なんです。

一方で、保育園が決まれば育児休暇の延長はできません。つまり、派遣先が見つからなかった場合は、その時点で育児休暇が取消になってしまいます。これでは、そもそも公立保育園など申し込めるわけがありません。

さらに悪いことに、万が一、待機児童となってしまった場合、予定していた月から換算して6ヶ月後まで毎月公立保育園の選考が行われますが、例え9月の選考で決まっても10月末までに新しい派遣先で就業出来ていなければなりません。

じゃあ、複数の派遣会社に登録してローラー作戦で派遣先を探せばよいかというとそうではなく、必ず同じ派遣会社で復帰しなければいけないルールになっています。

つまり、保育園の入園が決まったら育児休暇開始時と同じ派遣会社にお願いして、正味1ヶ月以内に新しい派遣先を見つけられなければ、育児休暇の権利は失うし、保育園の登園は出来ないわ・・・ということになります。

幸い我が家はワタクシが働けるので良いのですが、シングルマザーの方はどうすれば良いのか?という話になります。

私立保育園を申し込む選択肢

では、私立保育園を申し込めば良いかといえばそうではありません。

みなさんは保育園や幼稚園は今や無償化されたことを耳にされたことがあるかもしれません。

しかし、無償化されたのは3歳児以上の子供なんです。

0歳〜2歳までの赤ちゃんは以前、有償ですし、補助金がでない保育園もあります。

補助金が出る保育園を選べば良いじゃんと思われるかもしれませんが、そもそも東京の保育園は本当にどこも満杯ですぐに入園出来るわけではないのです。

ワタクシの奥さんは、ほぼ保育園を諦めてしばらくは働けないことを覚悟しております。

女性の自立、子供を大切になんて言っている前に、今は非正規雇用が日本を支えている時代です。この時代に保育園に通いにくい制度ってなんなんでしょうか。

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